08月26日2009年 |
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ロンドン線とロサンゼルス線、昔ドル箱、今赤字路線−カンタス航空 |
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カンタス航空は昨日、同社の主要長距離路線であるロンドン線とロサンゼルス線は利益が出ておらず、大幅な赤字となっていると発表した。
同社のアラン・ジョイスCEOは、「この2路線の利益はビジネスクラスとファーストクラスの収入次第である。 しかし、企業の出張費の削減や大幅な割引により収入が落ち込んでいる。 ロンドン線とロサンゼルス線は大きな問題。 この2路線が昨年度のカンタス航空の長距離と国内路線において、7,700万ドルの損失の原因となっている。 世界的な金融危機によって、この2路線のビジネスとファーストクラスの収入が20-30%落ち込んだ。 しかし、景気が良くなればビジネス・マーケットも回復してくると思う」と話した。 (Source:
Courier-Mail, 24/08/09 "Alan Joyce says Qantas long haul flights not
profitable")
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08月26日2009年 |
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昨年度の利益が90%減、15億ドルの経費削減計画−カンタス航空 |
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カンタス航空は、世界的な景気後退により昨年度下期が赤字となり、通年の利益が約90%減少したと発表した。 これにより15億ドルの経費削減を計画している。
カンタス航空は昨日、昨年度(6月期)の利益が1億1,700万ドルとなったことを発表し、過去最高であった9億6,900万ドルから大幅に下落した。 また今年度の見通しについては、航空業界を取り巻く世界的な経済環境が不透明だとして具体的な説明はなかった。 カンタス・グループの昨年度上期は2億8,800万ドルの利益が出たが、下期は1億700万ドルの赤字となった。 これは需要が落ちている中、競合する他社が輸送量を引き上げ、貨物と旅客の収入が13億ドル減少したことによるものである。 同社の純利益はアナリストの予想より下回ったものの、税引き前利益の1億8,100万ドルは同社が予想した1-2億ドルの範囲に入っている。
同社のアラン・ジョイスCEOは、「新しく”Qヒューチャー”と呼ぶ経費削減3ヵ年計画を実施するが、それには今年初めに発表した以上の人員削減は含まれていない。 今年度はまず5億ドルを削減する。 それは今年すでに発表した人員削減、航空機の輸送量削減、IT関係(1億ドルの削減)によって実現する。 残りの10億ドルは2ヵ年に渡って、低燃費の新機材の導入、航空機の運用の簡素化、プレミアム・エコノミー席を増やすなどの旅客席の見直しなどで対応する」と話した。 (Source:
The Australian, 20/08/09 "Qantas profit dives 90pc as it slashes cost
by $1.5bn")
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08月26日2009年 |
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オーストラリアは世界で最も投資リスクが少ない国 − 調査会社 |
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オーストラリアは投資に安全な国として、カナダ、ノルウェー、スイスと共にランクされた。 調査会社のDun
and Bradstreet社は、オーストラリアは経済的、商業的、外的、政治的な不透明性に対して低いレベルであることを発表した。 アフガニスタンとジンバブエは投資に最もリスクがある国としている。
Dun and Bradstreet社のクリスティーン・クリスティアンCEOは、「最近の世界的な景気後退の中でのオーストラリアの状況は高い評価を受けている。 今回の調査は多くの事実に基づいたもので、政府による景気刺激策は大きな役割を果し、ビジネス投資においてリスクが少ない環境となっている」と話した。 (Source:
ABC, 20/08/09 "Australia safest place to invest: survey")
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08月19日2009年 |
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プーケットとヨハネスブルクへの就航を発表−Vオーストラリア航空 |
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バージンブルー航空は、子会社のVオーストラリア航空がタイや南アフリカへ就航することは、新しいマーケットに進出することができ、保有するB777-300ERを有効に活用できるとしている。
同社は昨日新規路線についての発表を行なった。 11月22日からブリスベン/プーケット間を週2便、12月3日からメルボルン/プーケット間を週1便で就航する。 また来年3月13日からはメルボルン/ヨハネスブルク線を運航し、広胴機を使用したシドニー/フィジー線の就航準備をしている。 その一方、メルボルン/ロサンゼルス線の週2便での就航は、同路線の供給量が過剰になっているとして、予定より3ヶ月間遅らして12月1日からにするとしている。
バージンブルー航空のブレッド・ゴッドフリーCEOは、「我々は香港などの色々な都市を検討した結果、新しく就航する路線を決定した。 観光当局、空港、政府などと、誰が我々の新規路線により多くの興味を持っているのかを真剣に協議してきた。 その結果今日発表した結果となった」と話した。 (Source:
The Australian, 18/08/09 "Virgin Blue adds new routes to its V Australia
arm") |
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08月19日2009年 |
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今後10年間は他社との統合はない − カンタス航空社長 |
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08月19日2009年 |
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メルボルン/広州線を増便し週3便体制に − 中国南方航空 |
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中国南方航空は、メルボルンと広州の間のフライトを1便追加し週3便とする。 増便されるフライトは、最初はシドニー経由で2010年3月まで運航する。
同社のオーストラリアのゼネラル・マネージャーのジェームス・リュウ氏は、「メルボルンと広州間の増便されるフライトは、10月末から直行便となり、ビクトリア州における我々のマーケットでの自信を反映したものである」と話した。 (Source:
Aircargo Asia-Pacific, 10/08/09 "China Southern adds third weekly
to Melbourne") |
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08月12日2009年 |
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クアラルンプール/メルボルン線を増便 − エアアジアX航空 |
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エアアジアX航空は、クアラルンプールとメルボルン間のフライトを12月1日から4便増便し週11便とする。 クアラルンプールに拠点を置く同社は現在、クアラルンプールとメルボルン間の旅客のマーケットシェアーが33%あり、2008年11月の就航以来30%シェアーを上げている。 (Source:
Aircargo Asia-Pacific, 07/08/09 "Four more flights") |
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08月12日2009年 |
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6月のオーストラリアの貿易赤字額が縮小 − 豪統計局 |
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オーストラリアの6月の貿易赤字額が,、中国などの国々への輸出が増えたことで縮小された。
オーストラリア統計局(ABS)が昨日発表した統計によると、6月のオーストラリアの貿易赤字額が、5月の7億3,700万ドルから減少して4億4,100万ドル(季節調整済み)となった。 6月の輸出額は5月から2%増えて204億ドルとなり、輸入額はほぼ横ばいの208億ドルとなった。
農産品の輸出額が5月から1%(2,200万ドル)増えて23.4億ドルとなった。 輸出では特に、5月と比べて穀物・穀物加工品が8,700万ドル、金(非貨幣用)が1億6,400万ドル(17%)、工業製品が1億3,500万ドル(1%)それぞれ増えている。 一方輸入は、消費財が5月より4%(2億700万ドル)増え、燃料・潤滑油も13%増えて2億3,400万ドルとなった。 (Source:
LLDCN, 06/08/09 "Chinese demand helps shrink June trade deficit")
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08月12日2009年 |
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オーストラリアへの就航を計画 − トルコ航空 |
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トルコ航空が2年後にオーストラリアへの運航を始めることを計画している。 同社は、今年9月4日にイスタンブールから直行で運航開始するインドネシアのジャカルタを経由してオーストラリアに就航することを明らかにした。
Temel Kotil最高経営責任者(CEO)は、「オーストラリアへの就航は当社の2011年の計画に入っており、それまでに長距離路線用の航空機を増やす」と話した。 同社は現在、19機の長距離路線用の航空機を発注済で、その内訳は7機のエアバスA330-300と12機のボーイングB777-300である。 Kotil最高経営責任者は、オーストラリアのどの都市に就航するのかは明らかにしなかったが、「オーストラリアに居住しているトルコ人の人口や、第一次世界大戦でオーストラリアやニュージーランドの兵隊がトルコのガリポリの戦いに参加したことなどによる観光需要により、オーストラリアには高い需要がある」と話した。
トルコ航空は、今年ヨーロッパで唯一旅客数が増えた航空会社で、旅客数で見るとヨーロッパで第4位の航空会社となっている。 (Source:
Travel Today, 05/08/09 "Turkish Airlines in plan to fly to Australia") |
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08月05日2009年 |
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ロサンゼルス線の旅客搭乗率が低調 − Vオーストラリア航空 |
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Vオーストラリア航空の5月の太平洋線搭乗率は、オーストラリア行きの予約状況が改善しつつあるが、依然低調である。
同社は、5月に1万7,149人の旅客を輸送し、オーストラリアへの到着便の搭乗率が51%から56.4%に伸びた。 しかし、アメリカ行きの出発便は4月より空席が多く、搭乗率が62.7%から60.8%と減少した。
一方、競争相手のカンタス航空は、5月のオーストラリア/アメリカ路線で9万人の旅客を輸送し、搭乗率もアメリカ行きが88%、オーストラリア行きが80%となっている。 ユナイテッド航空は、5月に3万3,420人の乗客があり、アメリカ行きの搭乗率は4月の86%から減って76.7%となり、オーストラリア行きも4月の70.4%から67.4%と減少した。 (Source:
Travel Today, 30/07/09 "V Australia loads remain poor") |
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08月05日2009年 |
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アデレード空港の夜間離発着禁止時間は維持 − 地元選出連邦議員 |
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アデレード選出のスティーブ・ジョーガナス連邦議員は、「航空業界は廃止を求めているが、アデレード空港の夜間離発着禁止時間は変更しない。 連邦政府のトニー・アルバニーズ運輸大臣も変更はないと明言している。 アデレード空港は人口密集地にあり、航空機の離発着の抑制が必要となる。 世界を見ても夜間離発着禁止時間があることは珍しいことではない。 私はこの問題について色々と調査を行なったきたが、世界の都市に近いところにある空港には夜間離発着禁止時間がある、ニューヨークのラガーディア空港でも、アムステルダム空港でも夜間離発着禁止時間は存在する」と話した。 (Source;
ABC, 03/08/09 "Adel Airport curfew to stay")
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08月05日2009年 |
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シドニーへの就航を延期 − エアアジアX航空 |
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マレーシア政府が、エアアジアX航空のシドニーへの就航許可を出すのを引き続き延ばしているため、エアアジアX航空は就航の延期を余儀なくされた。
エアアジアX航空は、10月25日からクアラルンプール/シドニー線をデイリーで運航を開始することを計画していた。 しかし、マレーシア政府の未だに許可を出しておらず、9月、11月、12月に受領する新しいA330の機材を使用するほかの路線を模索することになる。 現在運航しているゴールドコースト線を増便することが最も有力視されている。
エアアジアX航空のAzran Osman Rani最高経営責任者は、「シドニー線の就航許可が出ていないことに失望している。 エアアジアX航空は、姉妹会社のエアアジア航空とマレーシア政府が株式を保有するマレーシア航空との紛争に巻き込まれた無実の被害者かもしれない。 紛争の原因は、空港が主張する6,500万マレーシア・リンギットの支払い問題である」と話した。 10月25日にシドニーに就航するには、いつマレーシア政府から就航許可が必要なのかの質問に、Azran
Osman Rani氏は、「それは1ヶ月前。 我々は今代替の計画を検討中で、近日中に発表する。 新規空港への運航ではなく、現在運航している空港へ増便することになる。 今後路線を拡大する計画にはオーストラリアも入っている。 エアアジア航空は空港への支払いには努力しており、この紛争はエアアジアX航空には関係ないことであると言っている」と話した。
エアアジアX航空はシドニー空港との基本的な契約に合意しているが、Azran
Osman Rani氏はシドニー線の就航時期を設定するのを避けた。 (Source: Travel
Today, 27/07/09 "AirAsia X forced to shelve Sydney plan ")
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